「崖の上のポニョ」あらすじやネタバレと感想

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崖の上のポニョは2004年公開のスタジオジブリ制作、宮崎駿監督による長編アニメーション映画です。宮崎駿監督による長編アニメーションは、「ハウルの動く城」以来4年ぶりの作品です。人間になりたいと思う魚の子ポニョと、5歳の少年宗介のお話です。

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キャスト

ポニョ(奈良柚莉愛)

本作の主人公の一人で、魚の女の子。本名は「ブリュンヒルデ」であり、フジモトとグランマンマーレの娘である。外の世界に強い関心を抱き、フジモトの目を盗んで、外に出ようとしている。

頭が瓶にはまって、抜け出せなくなっていたところを宗介に助けられ、「ポニョ」と名付けられる。ハムが大好物で、人語を解することができる。

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出展 http://msp.c.yimg.jp

宗介(土井洋輝)

もう一人の主人公で、5歳の男の子。瓶にはまっていたポニョを助ける。両親のことを名前(リサ・耕一)で呼んでいる。モールス信号を使って船舶に合図を送るなど、5歳児にしてはとても聡明である。

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出展 http://cdn.mydramalist.info

リサ(山口智子)

宗介の母で、耕一の妻。25歳。宗介と耕一から「リサ」と呼ばれている。デイケアサービスセンター「ひまわりの家」で働いている。夫の耕一が帰宅できなくなると、不貞寝してしまうなどの一面を持つ。

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出展 http://uwasasinsou.blog.so-net.ne.jp

耕一(長嶋一茂)

宗介の父でリサの夫。30歳。内航貨物船「小金井丸」の船長を務めている。宗介とリサから「耕一」と呼ばれている。仕事柄、家を留守にしがちだが、家族のことをとても大切に思っている。

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出展 http://www.officiallyjd.com

フジモト(所ジョージ)

ポニョの父親でかつては人間であった。人間の破壊性に嫌気を感じて、人間界を去り、海の眷属として生きることにした。ポニョが人間界に興味を持つことに対して反対しており、ポニョやその妹たちに反抗心を持たれている。

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出展 http://image.carcast.jp

グランマンマーレ(天海祐希)

ポニョの母親で、フジモトの妻。公式の設定では、海なる母とされており、海全体の女神のような存在である。フジモトとは対照的に、ポニョが人間界に興味を持つことに対して支持している。

ポニョは彼女の血を色濃く継いでいるため、強大な魔力を持っている。

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出展 http://www.officiallyjd.com

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あらすじ

人間になりたい魚の女の子ポニョは、かつて人間であった魔法使いの父・フジモトに育てられていた。ある日家出をして海底から抜け出したポニョは、空き瓶に頭がはまってしまい、抜け出せなくなってしまう。

 

そこを、5歳の男の子宗介に助けられたことで、二人の間に友情が芽生える。しかし、ポニョがいなくなったことに気づいたフジモトによって、ポニョは連れ戻されてしまうのであった。

 

フジモトは海底の家にある井戸に「命の水」を貯めており、これが満杯になると人間界が終わりを告げ、海の時代が再びやってくるという。

 

ポニョは宗介に会うために家から抜け出そうとして、その井戸に海水を流し込んでしまった。そして命の水がポニョの周りにあふれ、ポニョは人間の姿になる。

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出展 http://dic.nicovideo.jp

人間の姿になったポニョは、激しい嵐とともに津波に乗って宗介の元にやってきた。フジモトは「ポニョが世界に大穴を開けた」と言って、慌てだす。ポニョの母であるグランマンマーレは、ポニョを人間にしてしまえばいいと提案する。

古い魔法を使って人間にするためには、宗介の揺らがない気持ちが必要であった。さもなくばポニョは泡になって消えてしまうのだが…

感想

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出展 http://img-cdn.jg.jugem.jp

この映画は、純粋に子ども向けというよりも、ある意味実験的な試みがあったのではないかと思います。宮崎駿監督が今まで映画いてきたジブリアニメーションには、人間と自然がテーマになっているものが多くあります。

 

 

この「崖の上のポニョ」は人間界と、海の世界のお話です。人間界から去って、魔法使いになったポニョの父親フジモトと、人間界に興味津々の魚の子であるポニョ。

 

 

ポニョは、宗介と出会うことで外の世界、つまり人間界を知ったのです。

ポニョが人間の姿になって、宗介に会いに来るシーンは迫力がありました。嵐を呼び起こし、津波に乗ってかけてくるその姿は、まるで「ワルキューレの騎行」です。

 

 

ポニョの本名が「ブリュンヒルデ」なのも、このワルキューレから来ているようです。

このまま人間として生きるか、それとも泡になって消えてしまうのか……ポニョと宗介を取り巻いて一大事になります。

 

一見子ども向けの映画と思いきや、「魔法による世界の終焉」を描いているのではないかとも思いえます。

 

暗いトンネルを抜けるシーンは、今いる人間界から、母なる海の世界へ戻るという意味合いもあるのではないかと感じました。

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出展 http://www.ensky.co.jp

多くの方が深読みし、考察をしていたこの映画ですが、純粋に子どもむけ映画として楽しむよりも「もののけ姫」や「風の谷のナウシカ」のような、自然と人間界のつながりを読み取ってほしいということだったのでしょうか。

 

宮崎駿監督は、この作品で「あくまでも手描き」にこだわったそうですが、デジタルが主流のこの時代に、あえて手描きで自然を描写することで、作品に自然性を持たせたかったのかもしれません。

 

迫力ある海の描写は一見の価値ありです。是非とも、親子で鑑賞してほしい映画の一つです。

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