『秒速5センチメートル』動画フル無料はこちら!あらすじと感想も

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イタリア映画祭でグランプリ、アジアパシフィック映画祭で最優秀アニメ賞を受賞した、新海誠監督のアニメ映画『秒速5センチメートル』のあらすじと感想についてご紹介します。

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あらすじ

この映画は三部作からなっていますが、別々の話ではなく、三つで一つの物語を構成しています。

第一話 「桜花抄」(おうかしょう)

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出典:http://college2ch.blomaga.jp/articles/143936.html

東京の小学校に通う遠野貴樹(たかき)と、5年の時に転校してきた篠原明里(あかり)とは互いに精神的に似ていると惹かれ合っていたが、卒業と同時に明里は栃木へ転校してしまう。

その後2人は文通を重ねるようになるが、今度は貴樹が鹿児島へ転校することなる。鹿児島へ行ってしまうともう明里に会えなくなると思った貴樹は、会いに行く決意をする。

 

その約束の日、関東では大雪となり、貴樹の乗った列車は大幅に遅延し、到着は予定の夜7時を大きく遅れ、夜中近くになってしまうが、明里は人気のない待合室で待っていた。

 

貴樹と明里は雪の舞い降りる桜の木の下で唇を重ねる。
二人は互いに手紙を持参していたが、結局どちらも手紙を渡すことなく別れるにことになる。

 

第二話 コスモナウト

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出典:http://www.nicovideo.jp/watch/sm24826661

種子島の高校3年生・澄田花苗(カナエ)は、中学2年の春に東京から転校してきた貴樹に恋をしていたが、その想いを伝えられずにいた。

 

さらに卒業を間近に控えながら自身の進路も決められず、趣味のサーフィンでも波の上に立つことができないというスランプに陥っていた。

そんな折、貴樹が卒業後に東京の大学へ行くことを知った花苗は、ひとつの決心を持ってサーフィンに挑み、ついに波の上に立つことができた。

それを受けて花苗は、秘めていた自身の想いを貴樹に告げようと決心するが...

 

第三話 秒速5センチメートル

東京で社会人になった貴樹は、ただひたすら仕事に追われる日々が続き、生活も荒び、3年間つき合っている女性ともうまくいかず、貴樹の心が彼女に向いていないことを見透かされてしまう。

 

貴樹自身も生き方を見定められず、日々迷っていて会社も辞めてしまう。しかし、貴樹の心は今もあの中学生の雪の夜以来ずっと、自身にとって唯一の女性を追い掛け続けていたのだった。

感想 ネタバレ含む

第一話 「桜花抄」(おうかしょう)

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出典:http://nocturnetsukubane.blog.fc2.com/blog-entry-33.html

「ねえ、秒速5センチなんだって」小学生の明里のこのイキナリ題名のネタバレのセリフから始まります。

 

この映画は、その後すぐ時間は飛んで、転校した中学生の明里から貴樹への送った手紙のシーンとなり、また、小学生時代に戻るという、時間の流れの一方方向でなく、行きつ戻りつする編集手法が冴えている。

貴樹が、初めて明里の住む栃木の岩舟という場所に会いに行くシーンは、電車の描写、乗り換え駅のシーンなど、極めて臨場感があり、映画を見ている人が実際に岩船を目指して電車に乗っているという感覚に襲われる。

 

さらに乗り換えるたびに乗客の数も減っていき、激しくなっていく雪に電車は止まり、予定の時間を過ぎても電車は遅々として目的地に近づかない。 

 

見知らぬ土地で、電車の中でただひたすら待たされる貴樹の不安や心細さに、身につまされる思いがする。

そして、真夜中近くに着いた電車を明里が待っていた岩舟の駅の待合室のシーンは、真中にストーブが置かれ湯気があがり、貴樹でなくても、思わずホッとする描写であり、そこでの明里の流す涙が清い。

雪の舞い降りる桜の木の下で唇を重ねるシーンは、舞い降りる雪が桜の花びらのようで、“時間よ、止まれ”という感じで、美しい。

 

第二話 コスモナウト

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出典:http://marantz.blog36.fc2.com/blog-entry-682.html

コスモナウトの意味は宇宙飛行士のことで、ここが宇宙センターのある種子島であることを象徴している。そこで育った花苗(かなえ)は素朴で可愛いい高校生であるがその恋は切ない。

貴樹に思いを寄せる花苗だが、その思いをぶつけようとしても、貴樹は、常に遠くの何かを見ているようだ。そんなある日、勇気を出して告白しようとするが、貴樹の前で言えずに泣き出してしまう。

その刹那、宇宙センターから遠く宇宙を目指してロケットが飛び立つが、そのロケットの描写が貴樹の心情を映しているようだ。

まさに心ここにあらずという感じで。まるで自分を見ていないことをハッキリと自覚した花苗が「優しくしないで、辛いから」とつぶやく片思いが何とも切ない。

第三話 秒速5センチメートル

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その後、貴樹(たかき)と明里(あかり)はどうなったのか?そしてどうなるの?見ている人の関心を呼ぶ。
貴樹は東京で勤めているが、三年ほど付き合った女性、水野 理紗とも、うまくいかずに別れる。

一方、東京で暮らす明里の左薬指には婚約指輪が光り別の男性との結婚が控えている様子。

貴樹は夜の街を険しい顔つきで足早に歩き、タバコを吸い、部屋には空き缶が転がっている荒んだ生活を送り、なかなかにつらい精神状態の日々が続き、仕事の区切りがついた時点で会社も辞めてしまう。

結局、貴樹はめぐり会った3人の女性の誰とも一緒になれず、孤独でただひたすら自分の世界に入りこんでしまう。まるで宇宙を旅するロケットのように。

しかし貴樹が明里のことをずっと思い続けていて、そんな忘れられない気持ちが強いなら、二人の距離が近くなった東京に戻った時点で、もっと何か手立てがあったのではと、歯がゆさを感じる。あの岩舟まで会いに行った時のあの情熱はどこに行った?きっと明里も待っていたはず...

映画の最期に流れる歌の内容と、それに同期して映し出させるバック フラッシュの映像がうまくシンクロしていて印象深い。

ラストシーン

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出典:http://itsa.blog.so-net.ne.jp/2008-04-18

貴樹が小学生の頃に通った踏切を歩いていると、線路上でひとりの女性とすれ違う。踏切を渡り切った貴樹は女性が明里かと振り返るが、踏切には丁度電車が通過し、通り過ぎた後、もう一度踏切の向こう側を見るがそこにはもう誰もいなかった。

 

そこにはただ桜の花びらだけが舞い降りている、という余韻が残るシーンで映画は終わる。

まとめ

今回は新海誠監督のアニメ映画『秒速5センチメートル』について、紹介しました。

美しい映像と、男女の切ない恋物語が好きという方々にお奨めの映画です

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